いぬほおずき (犬ほおずき)
学名 |
Solanum nigrum |
日本名 |
イヌホオズキ |
科名(日本名) |
ナス科 |
日本語別名 |
ウシホオズキ・クロホオズキ・ヤマホオズキ・ヒタイホオズキ、バカナス |
漢名 |
龍葵(リョウキ,lóngkuí,りゅうき) |
科名(漢名) |
茄(カ,qié)科 |
漢語別名 |
野辣虎(ヤラツコ,yèlàhŭ)・野辣椒・野海椒、苦葵(クキ,kŭkuí)・苦菜(クサイ,kŭcài)、天茄子・黑茄子・黑天天 |
英名 |
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2005/07/17 小平市 |
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辨 |
なお、近縁の似た植物に、テリミノイヌホオズキ・ナンゴクイヌホオズキがある。 |
ナス属 Solanum(茄 qié 屬)については、ナス属を見よ。 |
訓 |
漢名を苦菜(クサイ,kŭcài)というものについては、ノゲシを見よ。 |
『本草和名』龍葵に、「和名古奈須比、一名久佐奈須比」と。
『倭名類聚抄』龍葵に、「和名古奈須比」と。
『大和本草』に、「龍葵 コナスビ、一名イヌホウヅキ、又ヒタイホウツキ」と。
小野蘭山『本草綱目啓蒙』に、「龍葵 イヌホウヅキ コナスビ ウシホウヅキ城州 ヒタヒホウヅキ大和本草 イノホウヅキ讃州 イヌゴセウ豊前」と。
ただし、今日コナスビというものはサクラソウ科の別植物。 |
アイヌ名はユポッホチ。 |
説 |
広く世界の熱帯~温帯に分布する。全草有毒。 |
誌 |
中国では、全草を龍葵と呼び薬用にする。『全國中草藥匯編 上』pp.259-260 『(修訂) 中葯志』IV/260-262 |
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